2021年、2022年

1年の終わりだが、年々特別な感じはしなくなっている。明日はもう年が違うが、昨日に対する今日と今日に対する明日の時間的な距離は同じで、ただ人間がそこにラベル付けをして意味を持たせているだけと言えば、ただそれだけなんだけれども。でも定期的にこのような時間の進みを感じさせるような事があると、例えばこの日記のように過去を振り返るタイミングとして機能したりとか、そういったことができるので必要なことと思う。しかしながら、ラベルが切り替わるだけで実は別に何も起こっているわけではないんだよな。

今回の年越しならではで意識することはやはり就職だろう。どちらかと言えば単なるラベルの切り替えよりも、こういった自分の生活の節目の方がよほど変わることが多い。来年4月には就職で、これまでの生活とはいくぶんか変わる部分があるだろう。それでも、何もかもが変わってしまうわけではない。年越しと同じで変わった気になっているだけのこともあるかもしれない。別に変えなくても良いものもある。

就職に際して、学生生活を終えるわけだが覚えていたら大学卒業時に改めてこれに関して何か書くかも知れない。特段感想が湧かなければ何も書かないけど。

2021年振り返り

改めて振り返ってみると大して何もしていないような気がするんだが、毎年そんな気がしているのでそんなもんなんだろう。大学の方は授業は一瞬だけ対面があったがほとんどオンラインで、研究も自分は実験を伴わない理論寄りな研究をしていたので自宅であれこれ考えてた時間が多かった。結局大学院の2年間は自宅がキャンパスみたいなもんだったね。だから特に印象に残っていることがあんまりない気がする。

大学以外のことでは2021年はひたすら大富豪にとりかかっていた。2021年の6月頃に話を聞いたその日にUnityの使い方を調べるところから始めて既に6ヶ月以上、途中研究を進めているときはあんまり進められなかったりしたが、ずっと開発は続けている。自分が今までに作ってきたもののなかで、あらゆる意味で最も挑戦的なソフトウェアだと思う。作らなければならない機能の多さもそうだし、そもそもゲーム自体作るのが初めてだし、一般向けに使ってもらうことを想定したものを作るのも初めてだし、C#・Unityを使うのが初めてだし・・・と色々と始めてで苦労しながらではあるが確実に完成に向けて進んでいる。一方、本格的に個人開発をする上で色々と難しいところも痛感してきた。これについてはAdventCalenderの記事で書きたいと思う。記事に含める事柄以外にも色々と思い入れがあるのだが、それはまた改めて記事にするかもしれないし、しないかもしれない。個人開発は今後何があっても続けようと思っている事で、今年はそれに本格的に取り組んで課題を認識できたという意味では、とても意味のある年だったと思う。

2022年に向けて

単なるラベルの付け替えに際してわざわざ抱負がどうだのと言う事は別にしない。ただ、就職に際しては、もちろんまずは仕事について行けるようにこれを一番に頑張りたいと思う。また就職に際し、学生の頃の感性を何らかの形で残しておきたいと考えている。今回のAdcentCalenderもその一環であるが、就職に向けて公開・非公開問わず記録を残しておきたい。

それに加えて、今は何より個人開発をやっていきたいと強く思っている。正直、今はこの事以外の事を考えられないほどだ。地道でも着実に進めることだけは忘れずに、必ず完成させ、運用まで持っていく。これが2022年の何よりの目標である。