近況報告(24/5)

おはよう!

みなさまお疲れ様です。rpaka(あるぱか)です。こちらはなんだかんだ楽しくやってます。

前回の記事からだいぶ時間があいてしまった…。本当は年末年始の記事とかも書こうと思ってたんだけど、なんかまとまりきらなかったんだよね。

適当にだらだら最近思っていることとか書いていきたいな~と思います。やっぱり時間が経ってくるとどうしてもいろいろな人とつながりが薄くなってくる感覚があって、ちょっと寂しい感じがしてくるよね。ブログ記事はまぁ一方的ではあるけれでも、一種のコミュニケーション手段なのかなと思っていて、ちょくちょく書いていきたいね。

暇な人は読んでみてね。

地下アイドルのライブ

前回の記事では、なんかちょっとライブに行きたい欲がなくなりました的なことを書いてたけど、今は普通にライブめっちゃ行きたい。結局熱が戻ったというか、最高潮ですね。

特に2023年10月末に「アストリーのうさぎ(アスうさ)」11月末に「#かわいいだけでバズりたい(はしゅかわ)」というグループのライブに行き始めてから、1~2週間に1回のペースで名古屋に通ってる。特にこの2グループが好きだね。

ライブ(特に地下アイドルのライブ)に何を求めるかってわりと人それぞれだと思うんだけれど、私は明確に「ライブの楽しさ」が一番に感じている。地下のライブに行く前は、ライブに行かなくても曲なんて配信とかYouTubeで見れるじゃんって思ってたんだけど、ライブは曲を浴びながらコール(特定のひとまとまりの言葉を叫ぶ)するなり、フリコピするなりして参加してる感があるのがいいんだよね。特にライブ会場に来ている客同士で円陣組むとか、手つないで一緒に踊るとかウェーブをやるとか、そういう祭り騒ぎ的なことをみんなでできるのが本当に楽しいね。もともと盆踊りとか、中学生のときのマスゲーム(創作ダンス)や高校生の時の応援団のダンスとかもめちゃくちゃ好きだったので、そういうノリが楽しいと感じていたんよね。本気でダンスやってみたいな~とかちょっと思ったりしてる。

まぁライブで踊っているときは適当にやって楽しんでるだけなんだけど、アイドルはやっぱり踊りが本当に上手い。この前アストリーのうさぎのTikTokの企画で「キミキミバーガー」という曲の一部の振り付けを本気で練習して動画撮影してTikTokにあげたんやけど、あんな比較的簡単な振り付けでも数時間は練習して、十数テイク撮ってるからね。(公園で撮ってたら写真撮影しているおじさんとかに声かけられてちょっと恥ずかしかった。アスうさを宣伝しといた。)

TikTokにあげたキミキミの動画

だいたいの動きはなんとかなるんだけど、足の動かし方とか一つとっても、キレがあるというか弾力があるというか、同じ動きなんだけど全然違って見えるんだよね。自分が実際に練習してみるとめちゃ難しいの分かるんで、企画関係なく撮ってみるのもありかもね。フリコピうまくなるし。

オタク同士ののりがあるライブってめちゃくちゃいいよね。みんなで楽しんでる感があって、あれは地下アイドルならではなんじゃないかなと思っている。この前「メリーミューズ」というグループのライブで曲もよく知らないのに適当に遊んでたら、並んで遊んでいたオタクに「(リフト)上がっとくか?!」とか言われてリフトあげられたときは、めちゃ戸惑ったけど楽しかったね。

まぁこんな感じで、私は楽しい現場が好きなので、どちらかというと単推しではなく箱推しなんだよね。箱推しはあんまりよくないとか聞くこともあるけれど、実際のところどうなんだろうか。私自身は箱推しでも全然いいんじゃないかとは思っているけれど、ちょっと気にしちゃうよね。どちらかというと、なだけで通ってるグループについてはなんとなく推してるメンバーはいる。ライブ中の笑顔がめちゃくちゃ良いと推せるよね。見てるとなんか元気になれる感じがするし、ライブが余計に楽しい。

少し現実的な話をすると、私が通っているのは名古屋が主な活動拠点のグループばかりなので、基本的には名古屋で開催されるライブに参加しており、交通費がかなりかかっている。記事執筆時点の集計で交通費が全体の費用の約半分を占めている。

交通費も含めて、ライブに参加して楽しむための費用として割り切っているが、これだけ見るともはや名古屋に住んだ方がいいわね。ただ、今の頻度だからこそ楽しめているというような気もする。ほかに時間使いたいこともあるしね。

地下アイドルはライブを頻繁にやるし、ライブのほかにライブ後の特典会のチェキもあって、うっかりしていると支出に際限がなくなる。また、人間は比較してしまう生き物。Xとかに流れてくるほかのオタクのポストとかを見て、あ~ライブ行きたいとか、チェキの枚数を比較してもっと撮らないと「推している」なんて言えないのではないか・・・と思ってしまうこともある。

ただ、自分の支出できる範囲で、自分が参加できる範囲でライブに行く、チェキを撮るのが持続的に趣味を楽しむのに絶対必要なことだよね。

私は地下アイドルのライブ関係の支出に関してはかなり細かく記録をとって集計するようにしている。具体的にはチケット代・ライブ会場のドリンク代・交通費・チェキなど物販購入費・使用実績をライブごとに明細を記録して集計し、予算設定して超過しないかを把握している。今回、記事を書くにあたってデータを見直している過程でいろいろと集計をとってみた。

これが非常に良いので、私みたいに細かい記録をしたい人向けにこれをそのままアプリ化しようとしている。

趣味は他人と比較などせず「自分が楽しむ」ことが何より重要だよね。最近は特にこれを感じている。これからも自分の楽しめる範囲で楽しもうと思ってる。ChatGPTとの会話で「比較は喜びの泥棒だ。」というセオドア・ルーズベルトの言葉を紹介されたんだけど、これいい言葉だよね。結局は楽しんだもん勝ちなんですよね。

地下アイドルのライブは行くたびに本当に楽しい気持ちになる。すべてのライブが「行って良かった」と思えるライブで「行かなければよかった・・・」と思ったことが一度もないのは、すごいことなんじゃないかと思ってる。アイドル・グループの運営・箱の運営・オタクみんなに感謝しかない。いつもありがとう!

読書

ライブに行くときとか、最近は散髪の時にパーマをかけるのでパーマの待ち時間とか手持ち無沙汰な時間があるんだけど、そんな時に本を読んでいる。本を読むのはなんかはまっている時とはまっていない時の波があって、最近その波がまた来ている感じ。iBooksAppleが運営するiPhoneとかの電子書籍ストア)も始まったばかりの時はほとんど何もなかったと思うけど、今はたいていの本が売っているのでiBooksで買っている。本って一回読んだら大体読まないのでめちゃくちゃ場所とるよね。しかもライブに行くときにはなるべく荷物は減らしたいので、スマホで読めるのはめちゃくちゃ良い。

以前の記事で桜庭一樹の本「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」を読んだという話を書いたような気がするが、特に砂糖菓子の文章表現が良すぎて読書の波が来た感がある。その後読んだ主な本は下記の通り。

少女には向かない職業」(桜庭一樹) 

「方舟」(夕木春央)

「殺戮に至る病」(我孫子武丸

かがみの孤城」(辻村深月

「嫌われる勇気」(岸見一郎, 古賀史健)

蜜蜂と遠雷」(恩田陸) 

「東京都同情塔」(九段理江) 

「三体」(劉慈欣)

特に「蜜蜂と遠雷」は忘れられない。なぜ文章だけであれだけ鮮やかな光景を思い起こさせるのか?比喩表現が巧で描かれる光景が本当に美しい。文章から自分の想像する光景に見とれてしまうという、今までにはなかった経験をした。言葉だけでこれだけの描画ができるということに驚いた本だった。スピンオフ作品もあるようなので、それも読んでみたい。この本だけはぜひ読んでほしい。

「嫌われる勇気」は胡散臭い自己啓発本なのかなと思いつつ読んでみたのだが、思っていた内容と全く違った。対話形式のストーリー仕立てでアドラー心理学の考え方を説いてくるため、物語を読んでいる感覚で非常に読みやすい。アドラー心理学の考え方自体もとても面白かったし「課題の分離」という考え方はよく納得できた。自己啓発本的なのは避けてたけど、考え方をいろいろと知ってみるのは悪いことじゃないなと思った。全部が全部鵜呑みにできるわけではないけれど、今回みたいに腑に落ちるものをメモすると、自分の価値観の明確化にも役立つし。

「三体」はドラマ化されるということで読んでみたのだが、これは確かに面白い。これまでになかったような発想が詰め込まれていて、とってもわくわくする。三冊あるうちの一冊しか読んでないのだが、買ってしまうとぶっ続けで読みたくなるのでちょっと保留している。

ほかにもいろいろと読みたい本があるんだけど、今読みたいな~と思ってる本は下記の通り。

コンビニ人間」(村田沙耶香

「空飛ぶ馬」(北村薫

「あひる」(今村夏子) 

「献灯使」(多和田葉子

「図書館の魔女」(高田大介)

「鹿の王」(上橋菜穂子

「何者」(細井リョウ)

鋼鉄都市」(アイザック・シモノフ)

「リケジョ!」(伊与原新)

「砂漠」(伊坂幸太郎

「運転者 未来を変える過去からの使者」(喜多川湊)

「##NAME””」(児玉雨子

「透明になれなかった僕たちのために」(佐野徹夜

「20代で得た知見」(F)

「愛するということ」(エーリッヒ・フロム)

「イシューから始めよ」(安宅和人

チーズはどこへ消えた?」(スペンサー・ジョンソン

「エッセンシャル思考」(グレッグ・マキューン)

「影響力の武器」(ロバート・B・チャルディーニ)

「どこでも誰とでも働ける」(尾原和啓)

「FUCTFULLNESS」(ハンス・ロスリングほか)

「自分の小さな「箱」から脱出する方法」(アービンジャー・インスティチュート)

「ストーリーとしての競争戦略」(楠木健)

「武器になる哲学」(山口周)

「「静かな人」の戦略書」(ジル・チャン)

「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」(ターリ・シャーロット)

「思考・論理・分析」(波頭亮

「「推し」の科学 プロジェクション・サイエンスとは何か」(久保南海子)

「アイドル・スタディーズ」(田島悠来ほか)

「〈現場〉のアイドル文化論」(森貴史)

上の本でも他の本でも、おすすめあったら教えてほしい!読んだことないジャンル読んでみたいな~とかも思うね。

資格

去年からIPAの高度試験を連続で受けている。現状、SA:システムアーキテクト(23春季)とDB:データベーススペシャリスト(23冬季)は合格しており、つい先日、SC:情報処理安全確保支援士(24春季)を受験してきた。まぁ、IPAの試験は国家資格でありながら別に独占業務があるわけでもない上に、会社の報奨金支払い対象とかでもないため、受けるメリットとしては会社の評価項目の一つとして書ける程度なんだけどね。転職等で有利かというと、あまりそうでもないという意見も多いよね。

現状合格しているSAとDBについては、筆記試験である以上一定程度の知識を保有しており問題文を読解して問われていることに正確に回答する能力があれば合格できるというもので、実際にシステムを構築する、提案するとか実務的なことができる能力を証明することにはなっていないと感じてる。まぁSAの午後Ⅱ試験の小論文は、何らかのシステム構築経験がないと合計で2~3000文字も妄想で書くのは相当厳しいとは思うけどね。(あと時間内に手書きでそこそこの文章を書ける能力が必要・・・。あの試験は手が真っ黒になった。)

ただ、あらゆる資格について思うことだが、実際に勉強して受験して合格してみないとその資格によってどの程度の知識を保有しているか、どういった能力を持っていることが測れるのかが正確に把握できないと思っている。IPAの試験は知名度があり、業務で関わる人でも持っている人はそこそこいるため、受験しておくのも悪くないと考えて今回受験しているんだよね。ただ、勉強の過程で業務や趣味の開発とか自分に全く役に立たない知識が付くものを受験していても仕方がないので、IPAで受けるとしたらSA/DB/SC/NWくらいかな。

あと、DB試験の午後問題を解いていると、そこそこ複雑なシステムのデータベース設計の練習になるのだが、これは本業でも趣味の開発でも結構役立った。逆に言えば実務的なことで役立ったのはこれくらい。

つい先日受けたSC試験についても感想を述べたいところだが、これは合否発表後にしておきたい。仮に合格した場合に登録セキスペになるかどうか迷うところだが、ちょっと費用高いよね。SC合格の場合、IPAで次受けるとしたらNWだけど、これは春季しかやってないので受けるとしたら来年になるので一旦IPAは休憩になる。それよりもAWSGCPの試験を次に受けようかなと思っている。あと統計検定とか。GCPは究極大富豪で使う予定なので、多少は役立ちそう。

開発

個人でのアプリ開発については、最近は本当にちょっとずつしか進められていない。ただ、モチベは高い。というのも、自分が使いたいアプリ(上記のライブ参加の予算管理)の構想があるし、仕事の節でちょっと詳しく書こうと思ってるけど、本業以外で1円でも稼ぐ手段を持つことがとっても大事なんじゃないかと最近思ってて、アプリやサービスを提供することは、それにつながっていくと考えている。そもそもそんなこと関係なしに、自分がやりたいとずっと思えていることの一つなんだよね。

まぁちょっと最近ライブ行き過ぎっていうのもあるんだけれど、平日夜にだらけてしまうってなんだかんだ時間がない、という事態になってしまっているので、業務時間外も時間管理をして1時間でも30分でも毎日開発が進められるよう習慣化していくことが必要と思っている。1年目で開発が進んでいた時は、やっぱり平日も開発ができていたので。そのために「データ収集」節で触れるように時間管理を強化していきたいと考えている。あと、ライブに行かない週は休日にがっつり開発したいね。

今開発を進めているのは主に2つ。

[1]ライブ予算管理アプリ(仮称)

上の「地下アイドルのライブ」節でも触れたけど、持続的に楽しむために予算管理をするアプリを作っている。単に予算管理するだけじゃなくて、参加したライブの記録にもなる。ただ、ライブごとに細かい記録をするのはなかなか面倒なのが問題といえば問題。細かい記録が苦にならない人にはいいけど、普通は面倒だよね。もしかしたらライブ情報を収集して提供するAPIサーバを立てる必要があるかもしれない。まぁまずはアプリ作ってからそういうのを考えるのもありかもね。これは自分が必要なアプリなので、早く使いたい。

アプリ内データのER図。自分用の集計ExcelシートのERを参考に検討している。

検討中の画面例。

アプリはiOS向けに作ろうとしている。iOSアプリはCoreMLを試すためにサンプルを適当に作った程度の経験で、iOSとは顔見知りレベルなのでこれから仲良くなっていきたいと思っている。あとで書くようにAndroidについてはわりと業務でアプリを作っていてだいぶ仲良くなったので、iOSとも仲良くなって両方いけるようになりたいね。

せっかくなら全く使ったことない宣言型UIを使ってみたいと思ってSwiftUIを使ってるけど、リスト表示をするとかある程度シンプルなものは簡単に作れて良いね。ただ、今回のようなアプリでもSwiftUIで表現できないようなUIもわりと出てきそうなので、これだけでっていうわけにはやっぱりいかなそうではあるけど。なるべくSwiftUIだけで済むようにしたらだいぶ楽そう。Androidでもこういう宣言型UIはあるようだけど使ったことないので、今度業務で組むアプリでは使ってみたいなと思っている。

[2]究極大富豪 / umefugo

めちゃくちゃたくさんあるローカルルールを全部詰め込んだ究極の大富豪ゲーム。一度ベータ版を出したものの、コードがぐちゃぐちゃやし、カード候補の絞り込みとか本来クライアント側でやるべき処理もすべてサーバにやらせた結果、レスポンスが終わってるダメダメな仕上がりになってしまって一から作り直している。あと、特にジョーカーありの縛りの判定とか難しい処理が意外とあって、ちゃんとテストケースを書いて正確な判定処理であることを確認しなければならない。これは上のアプリ開発もあってだいぶ先になりそうではあるけれど、できたら楽しそうだな~と思うのでいつかは作り切りたいと思っている。

まだ大富豪しか作ってないが、ベータ版提供時の「例のゲーム」のほか、将来的にはマイナーなものも含めてトランプゲームをいろいろ実装してみたいな~と妄想している。

最初のバージョンではサーバ・クライアント共通でUnity+C#(.NET)で作っていたが、サーバとして必要なのは大富豪のロジック処理のみで、オブジェクトの位置同期とかは要らないわけなのでサーバに関しては純粋なWebサーバとしてC#(.NET)で書いている。クライアントは今回もUnity+C#(.NET)で作るが、サーバとの通信はHTTP(REST API)およびWebSocketで行う。クライアントは別にUnityで作らなければならないわけでもなくなるので、だいぶ柔軟性がある。

サーバに関して、最初のバージョンと同じようにAgonesでk8sクラスタの管理をしようとしている。加えて、将来的には対戦プレイヤーのマッチングもできるようにしたいが、これはOpen Matchを使ってみたい。本業は不特定多数の人向けにサービスを提供するという感じではなく、こういうのを提供しない限りk8sとか使う機会ないので楽しいし勉強になるよね。

仕事

この前3年目になり、はやいものだなと思った。ただ自分の部署には後輩が一人も入ってきていないため、特にそのような感覚がないんだけどね。

私はメーカーの社内SEというか、システムの何でも屋という感じで、業務システムの改修・新規開発・データメンテ・設計書作成・開発依頼、ETLワークフローの定義作成、工場設備信号収集プログラムの開発、データ可視化ツールなどのOSS導入、データ可視化画面定義、サーバ保守といろいろとやっている。製造系部署のシステム担当というくくりはあるが、じゃあその中でインフラ担当だのバックエンド担当だのいちいち分かれているわけではないんよね。(というかそんなに分けるほどの規模じゃない)

昨年度は、製造系の部署で利用するハンディ端末(中身はAndroidスマートフォン)のアプリ開発をした。まぁやることとしてはわりと単純で、製品を特定するQRコードを読み取って、それに紐づけて検査結果や手直し結果を入力するというもの。入力は基本的にボタンをタッチして詳細を順番に入力していくというもので、タッチ操作に慣れていない人でも使えるように配慮するため、細かい入力はすべて排除しボタンも大きめにしてタッチしやすいインターフェースにした。

ハンディのアプリケーションUIの一部モックアップ(※実際のアプリの画像ではありません)

特にこのタッチ操作に慣れていない人でも使いやすいインターフェースかどうかを検討するためには、実際にハンディ端末上でどれくらいの大きさが適切なのか、操作感のイメージをつかむ必要があるけど、この点はFigmaモックアップを作成してハンディ端末上でプレビューして大雑把に画面を検討してから開発するというやり方がとても良かった。

アプリについてもフルスクラッチで一から作っており、Androidとだいぶ仲良くなれた気がする。ただ、今回はとりあえず作りきるのが重要なのでまずはシンプルにと思い、かつ一応部署のほかの人も読めるようにJavaで記述し、MVCなどのUIアーキテクチャパターンも適用していない。

Fragmentのライフサイクルメソッドで、ロジックを扱うクラスのシングルトンインスタンスから表示内容を取得して表示を更新し、UIからの操作を受け付けた際にはシングルトンインスタンスに対して操作を行うという非常にシンプルな作り方をしている。Javaさえ読めればなんとなくしていることは分かるように書け、求められる仕様を満たしたアプリの実現・機能拡張にも特に支障はきたしていないんだけど、UIアーキテクチャパターンを適用したほうがやはり良いのだろうか?実際にそれで作ってみてどうなのかを比較したいと思っているところ。今年度は別の業務について同様にハンディのアプリを開発する予定であるが、今度は宣言型UIを使ってみるとか、Kotlinで記述してみるとか、UIアーキテクチャパターンを適用してみるとか、試してみたいと考えている。

それにしてもこのアプリ開発で思ったのは、開発は非常に楽しい!レイアウトをどのようにしたら分かりやすく表示できるか、操作しやすくなるかを考えるのも楽しいし、それを基に実際にコードを書いて実装してみて、難しいことは調べて、想像通りの動きをした時の快感はたまらないね。趣味でもモバイルアプリ開発をしたいな~って思うようになったし、もっと開発能力を付けたいと思った。

ただ、これは弊社と同じような規模感の会社の社内SEとかなら誰しも思うことなんじゃないかと思うけど、そういったアプリ開発とか社内で実績がない、やった経験のある人がいないと、自分ができることが限界になってしまうという問題がある。自分が知らない・できない、もっと高度なことができるようにレベルアップしたいけれど、社内でそれを聞く「先生」がいないので、自分で試して経験を積んでいくか、社外で「先生」を見つけるほかない。これが難しいし、どうするのが正解なのか悩んでいるところである。同じような悩みは社内のほかの人からも聞いている。もちろん、開発以外の面において社内に経験を持った人がいることについては、勉強になることもたくさんあるけどね。

上記のように、純粋にアプリ開発が楽しいので趣味でもアプリ開発がしたい、開発能力を付けたいと考えているのだが、そのうえで会社に依らないで自分の能力を収益につなげるということが大事なんじゃないかと考えている。今の会社から生活するには何も問題ない十分な額の給料をいただいているが、収入源が一つというのはリスクがある。まずは金額によらず1円でも本業以外で収入を得るということを目指したい。

(※あくまで目標の話であり、現在本業以外で収入があるわけではありません。今後、万が一雑所得の範疇を超え、副業となるような場合には社内規定が定めるように然るべき対処をします。)

上みたいな感じで特に面白かった業務をまとめたり、困ったこととかをまとめると自分的にはすごくすっきりした気持ちになって非常に良いので、ちょくちょくまとめて業務経歴のレポートみたいなの作りたいね。色々役に立つ場面ありそうやし。

発信

最近、自分の中でXはじめSNSなど自己発信の情報のあり方について、考えを変えた。

この記事を見ている人がどの程度私「rpaka」のSNSとかの発信を見ているか分からんけど、たぶん「無難」な内容で「数が少ない」という印象なんじゃないかな?ただ、これは実のところ自分がそうしたいと思っているというよりは、自分の中でブレーキ的なのが働いた結果そうなっているんだよね。そのようなブレーキがかかるのは、他人への発信がどのように思われるかが非常に怖いから。

これが気になりすぎて、どのような内容でも羞恥心を感じてしまい、投稿を取りやめるということが非常に多い。結果、まぁこんな無難な内容なら誰にとってもどうも思われないだろう、という内容だけが発信されるようになり、少数の無難な内容のみを発信するようになっていった。

また、こんな考えが深まってブレーキがだんだん強くなっていき、Xのインプレッション強制表示でより見られているという意識が働いて、さらにブレーキが強くなった結果、とうとう投稿を全くできなくなってしまいそうになった。本来発信したいはずなのに、一切発信できないというのはおかしい。

もちろん、公序良俗に違反するような内容とか明らかに多くの人を不快にするような内容ならだめに決まっているし、発信してはいけない。だけど、人の価値観・考え方は多様であり、あらゆる人物にとってポジティブにとらえられる内容というのもまた存在しない。発信をする上ではそのような現実を受け入れなきゃならない。

無難な内容のみの発信、あるいは発信しないというのはたしかに自分に対する印象が悪くなることはないかもしれないけれど、良くもならない。無難というのは、印象が「良い」のではなく印象が「ない」のっぺらぼうの状態。のっぺらぼうなので、誰でもないよく分からない人のままでい続けることになる。発信は人との交流において自分を開示する、知ってもらう重要な側面があるけど、無難な発信はそれに何ら役に立たず、結果として人と仲良くなる機会を失っちゃうことになってしまう。

こんなようなことを考えて、最近は発信のあり方・考え方を見直し、少しずつ発信したいことを発信できるようにしようとしている。特に、自分が好きとか楽しいとかそのようなポジティブな内容については積極的に発信すべきだよね。自分に向けられた発信を考えたとき、どんな些細な内容でも、どんなありきたりな言葉でもやはり嬉しい気持ちになる。好きとか楽しいとかそういった気持ちにさせてもらった、せめてものお礼として、積極的に発信するべきだと思う。

一方、ネガティブなことを取り上げる場合には十分注意しなければならないし、書く場合にはいろいろな面から考える「批評」の一部にとどめたい。ネガティブなことばかりでは、ただ辛い気持ちになるだけ。ネガティブなことと、ポジティブなこと、どうしてそう思うのか、どうするのが良いと思うのかまで含めて建設的な内容であれば有益であるから発信してもよいかもしれない。また、比較・格付けは危険であるため、なるべく発信を控えたい。それは優劣を付けるということであって、劣っているとしたものについては、やはりネガティブな発信となる。特に格付けについて、最も優れているものに対し、それ以下は全て劣っていると評価したとも見れる。これも発信する場合には建設的な内容にするべきと考えている。

ただ、そもそもこれには短文投稿しかできないXのような媒体は向かない。書くとしたら雑記かな。Xは短い内容をリアルタイムに投稿していくような使い方が基本であり、上記のような長文で書かないといけないと考える内容の発信はできない。この記事を見ればわかるように、自分は特になんでも長く書きがちであるから、この点についても注意したいと思っている。

規定作成

「発信」節で書いたように、最近自分の中でこうしたほうが良いというルールが増えてきたんだよね。わざわざルールとみなさなくとも、あらゆることについて自分なりのなんらかの基準をもって判断している。しかし、ルールと改めて認識して、なぜそう考えるのかをまとめてみると自分なりの価値観が浮かび上がってくる。これを明らかにしておくことによって、未知のことや判断が難しいこと、なんだかもやもやするというようなことを考える時に、道標になる。こう考えて自分なりの規定集を作成し、徐々に加筆している。

規定は自分が守りたいと思うことはなんでも、抽象的なことから具体的なものまで色々ある。生活のこととか、趣味のこととか、仕事のこととか・・・色々な項目を作った。例えば、”HB-C:趣味「ライブ参加」に関する規定”では、支出に関してなどかなり具体的な内容を記述している。守らないと本当に破産しかねないので。

また、なるべくなぜそう思うのかを書くことによって自分の考え方や価値観を把握する助けになるようにしている。これは書く時点で効果があるけれど、考え方は常に変化するので、その時点での考え方の記録になる。日付を付け加えることで、考え方の遍歴がなんとなく掴める。

規定と書くと、なんとなく縛り付けるようなイメージがある。しかし、私の場合はむしろ逆と感じている。このような規定を作成する前の方が縛る付けられつつある感覚だった。規定を作ろうと作らなかろうと、私はかなり些細なことでも自分なりのルールをなんとなく持っている。その背景には価値観から来るなんらかの理由があるが、文に書き起こして明確にしないとなんとなくのままルールだけが残る。そしてだんだん、なんとなく自分を縛っていくことになる。規定を作ることで、そのなんとなくの理由を明らかにして見直すきっかけになる。上記の「発信」節に書いたような発信についての考え方がその一例。これも規定を作成する中で考えたことの一つなんだよね。自分のルールを規定として一度明文化し、その背景にある考え方、価値観を整理する。その上で、そのルールが適切なのかを検討して、ルールを見直すかそのままにするかを考える。どちらにしても納得感をもって自分の行動を決めていくことができると思った。

データ収集

最近、自分の生活に関するデータを収集して可視化する仕組みをちゃんと作りたいと考えている。具体的には、金銭関係(収入・支出・予算)・ライブ参加関係(支出・参加ライブ明細など)・時間管理(各事象の発生時刻・開始〜終了時刻)を記録し、集計・可視化する仕組みを作りたい。

上記はいずれもExcelシートでざっくりと管理して把握しているけど、あくまでなんとなくの傾向しか掴めていない。それで特に生活に支障が出てないので別に問題はないけれども、詳細に把握できると将来の計画が立てやすくなる。例えば、金銭関係で言えばちょっと高額なものを買ってしまってもいいか、このライブに行ってもいいかといった判断の役にたつ。これはライブ予算管理について、Excelシートのざっくり管理でもある程度効果を感じている。また、これまでの実績を振り返って改善できるポイントを見つけるのにも良い。時間管理については、その側面を期待している。「開発」節でも書いたが、特に平日の夜になんだかんだで時間が経ってしまい、今書いているような記事を書くとか、個人開発をするとかが全然進まない。じゃあなににそんなに時間をかけているのかを振り返っていてもよく思い出せない。なんとなくだらだらしているような気がするのだが、それにどれだけ時間を使ってしまっているのかが見えない。こういった時間を明確に記録して振り返り、短縮して使える時間を増やし、個人開発などの作業を進めることを習慣化していきたい。使えるお金・時間は有限なので、これを有意義に使うためにはこのような管理が必要であると、最近特に思う。また、上記の規定で定める具体的な基準を達成するためのツールとしても使える。

それで実現するための仕組みについて、まずお金の記録についてはMoneyForward、時間の記録についてはToggl Trackで既に行っている。ただ、MoneyForawrdについては記録項目やカテゴリが適当であり、各項目のカテゴリ割り当てもきちんと行えていないためそこをしっかりする必要がある。また、Togglについては記事を書くとか個人開発をするとかの作業については記録しているけど、これに加えて寝るとか食べるとかそういった生活のあらゆる事象を記録するようにし、基本的には24時間をすべてなんらかの事象に振り分けるように記録するようにしたい。仕事については仕事用で別に作ったToggl Trackアカウントで既に内容を記録しているけど、仕事は仕事として内容までは考慮せず振り分ける。予算の設定などはひとまずデータベースを直接いじる。

これらをデータソースとして一元的に集計・可視化を行えるようにするため、既にFarPointなど自分管理のアプリケーションで利用しているPostgreSQLサーバにデータを貯めるようにする。MoneyForwardについてはCSV出力機能、TogglについてはAPI経由で定期的にデータを取り込む。また、集計用のViewを作成した上で、ダッシュボードOSSであるGrafanaを利用して集計値の表示・推移を表示する。Grafanaはクエリさえ書ければ、柔軟にグラフなどを表示する綺麗な画面を爆速で作れるのでとても良いのでおすすめである。Viewの各項目の意味を管理するためViewの作成はdbtを利用して行ってみたいと考えている。